ホース総合カタログ
- "ご使用にあたって42.ホース配管上の注意事項ホースは消耗品です。長期間の使用により徐々に劣化して行きますので、定期点検(「5. 検 査 」の項参照)で異常が発見されたら新品と交換してください 。ホースの配管にあたっては、万一の場合に備えホースが破損しても、人体や周囲の設備(電気設備等)に影響が及ばないように配 慮してください 。ホースは内圧により、伸び縮みしますので、余裕を持たせて配管してください 。固定設備配管で使用される場合は、許容圧力の1/2以下で使用してください 。許容圧力上限付近で使用されると、ホースの伸びが大きくなり、局部的に曲げ半径が小さくなって、破損することがあります。固定設備配管で使用される場合は、加圧時の伸びの少ないラインパワーをお選びください 。ホースのよじれは、性能低下の原因になります。機器の揺動や回転により、ホースによじれがかかる場合はスィベルジョイント、ルーズフランジ、フクロナットタイプのジョイントを使用してください 。ホースは小さな曲げ半径で使用されると、許容圧力が低下します。(運転圧力)×(安全係数)がホース許容圧力上限付近になる場合は、許容曲げ半径より大きな曲げ半径で使用してください 。金具付近で、極端に曲げた状態で配管すると、早期に破損することがあります。エルボ等を入れるか、ホースの長さを充分とり、許容曲げ半径より大きな曲がりとなるようにしてください 。ポンプ(配管)の入口側、出口側共に1〜2mホースが直管状態を保つようにしてください 。また、ポンプの揺れ、振動によりホースに引張荷重が加わるのを防止するため、ホースを固定するようにしてください 。ホースの伸び、縮みや振動、繰り返し動作等で、他の物体にホースがこすりつけられるような場 合は、サポートの取付け、保護ワイヤー、ガードスプリング等でホースを保護してください 。ホースの水平吊り下げ使用は避けてください 。(天井水平吊り下げ配管等)ホースの自重、流体重量、圧力によるホースの伸び等によりタルミ、湾曲が発生し、破損の恐れがあります。ホースに外からの衝撃を加えないようにしてください 。ホースを踏みつけたり、車で轢いたりしないでください 。ホースを引っ張って機械を移動したり、ホースを取付けたままの状態で、機械や車体等を移動したりしないでください 。ホースを長尺(50m以上)配管される場合は、必ず事前にご相談ください。ポンプ性 能によっては、揚程差、圧力損失等により必要流量が確保できない場合があります。(10)(9)(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(11)(12)(13)(14) --1/1-- "