原理
m
ω
r
F
O
構造
子供のころ、バケツに水を入れて、
ぐるうん・ぐるうん…、失敗してびしょびしょに
濡れ叱られた思い出ありませんか?
成功して濡れなかったときは、遠心力が働いて水がこぼれなかったですね。
ユーラスバイブレータも同じ原理です。大きな力を発生させるユーラスバイブ
レータは誘導電動機(一般のモータ)の両軸端に偏心錘を取付けて回転させ
生じる遠心力を振動として利用するものです。
F=mrω
2
F:遠心力=振動力
(N)
m:錘の質量
(kg)
O:回転中心
(軸心)
r:錘の重心から軸心までの距離
(m)
ω:角速度 = 2πf(rad/s)
f(
1
/s)=
ユーラスバイブレータは、誘導電動機両軸端にアンバラン
スウエイトを配 置し、回 転させることで 振 動 力を取りだす
機構のきわめてシンプルな振動発生機です。開発以来50年の
研究と実績で、強力な耐振構造の信頼性の高いバイブレータ
を完 成させました。
特に軸受の長寿命化を達成すると同時に、調整時にアンバ
ランスウエ イト の 落 下 防 止 など 、安 心して 取 扱 い い た だ
けるよう心配りの設計で製造された、全天候での使用可能な
バイブレータです。
ウエイトカバー
固定ウエイト
調整ウエイト
シャフト
スナップリング
ステータ
ロータ
軸受
回転数
(r/
min
)
60
4