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20

オリエンタルモーター総合カタログ
2011/2012

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モーターの性能比較

モーターの回転速度・速度制御範囲・位置決め性能・分解能などの性能も重要なポイントです。
ここでは、代表的なモーターについて性能をポイントにした選び方をご紹介します。

モーター停止までの回転量(参考値)

停止精度

●上記の値は、無負荷時のモーター軸での値です。実際の負荷条件とは異なるため、参考値としてご利用ください。

BLEシリーズは

1500r/min

で運転したときのデータです。

MSSWシリーズ、MSDシリーズ

回転速度および速度制御範囲

インダクションモーターなど

AC

小型標準モーター(一定速モーター)は電源周波数によって回転速度が決まり、定格回転速度は

50Hz

で約

1200r/min

60Hz

で約

1450r/min

です。必要な回転速度が

1200r/min

を超える場合はインバータやブラシレスモーターを、また、回転速

5000r/min

が求められる場合にはサーボモーターを選択します。

停止・位置決め性能

電磁ブレーキ付モーターやブレーキパック・

AC

スピードコントロールモーター・ブラシレスモーターでの瞬時停止は、いずれもセンサを

利用して停止させる方法のためオーバーラン(行き過ぎ量)が発生します。高精度の位置決め運転を必要とする場合は、停止精度の優れた
ステッピングモーターや

AC

サーボモーターが必要になります。ステッピングモーターの停止精度は±

0.05

°

RKシリーズ

 

無負荷時)、

AC

サーボモーターの停止精度は±

0.05

°

NXシリーズ)です。

分解能

高精度位置決めにはステッピングモーター、サーボモーターを選択します。ステッピングモーターには

5

相と

2

相のモーターユニットがあ

り、

2

相より

5

相の方が分解能が高く、細かい位置決めに適します。

5

相ステッピングモーターユニットと

AC

サーボモーターの分解能はほ

ぼ同等ですが(初期設定)、一般的にステッピングモーターは低速領域で高トルクを、

AC

サーボモーターは高速領域で高トルクを発生す

る基本特性を持っており、このことを選定条件に含めて検討します。

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

インダクションモーター

AC

スピードコントロールモーター

FE100/FE200
BHF
シリーズ

インバータ

BXシリーズ
BLEシリーズ

ブラシレスモーター

NXシリーズ

AC

サーボモーター

(回転速度

r/min

30

40

回転

5

6

回転

2

3

回転

1

回転

0.5

1

回転

2

3

回転

MSSWシリーズ、MSDシリーズ

インダクションモーター

レバーシブルモーター

電磁ブレーキ付モーター

ステッピングモーターユニット 

【ステッピングモーター】

NXシリーズ

【サーボモーター】

5

相ステッピングモーターユニット 

RKシリーズ

2

相ステッピングモーターユニット 

UMKシリーズ

クラッチ・ブレーキ付モーター

ブレーキパックによる瞬時停止

AC

スピードコントロールモーター

・ステッピングモーター 

RKシリーズ

:±

0.05

°

AC

サーボモーター  

  

NXシリーズ

:±

0.05

°

ご注意

BXシリーズ、BLEシリーズ

ブラシレスモーター

(回転数)

  

(分解能[°

/step

])

0

1

2

3

4

5

40

6

0

0.5

1.0

1.5

2.0

1200r/min

 50Hz

1450r/min 

 60Hz

90

1400r/min 

 50Hz

90

1700r/min 

 60Hz

100

2400r/min

100

2400r/min

3

30

)∼

3000r/min

100

80

)∼

4000r/min

5500r/min

1

1.5

回転

0.36

°

(初期設定)

0.72

°

(初期設定)

1.8

°

(初期設定)

0.36

°

(初期設定)

●分解能の値は任意に変更できます。変更できる値・範囲は製品により異なります。