単3中性線欠相保護付 漏電ブレーカ・サーキットブレーカ
■
中性線欠相保護について
単3
単3中性線欠相による異常電圧事故を防ぎ負荷電気機器の劣化、焼損をなくします。
中性線欠相とは
■
単相3線式配線では、万一中性線が欠相状態になりますと負荷電圧が不平衡となり、
100V
機器に異常電圧が印加されます。さらに電気機器の絶縁劣化、焼損事故を招く
ことがあり危険です。
単3中性線欠相保護付ホーム分電盤は主幹に単3中性線欠相保護付漏電ブレーカが組
み込まれていますので中性線の欠相による過電圧が135Vを超えると、漏電ブレーカが
瞬時に動作し回路を遮断しますので、電気機器を絶縁劣化、焼損から護ることができ
ます。
内線規程(1375-2)では「単相3線式電路に施設する漏電遮断器は、中性線欠相保護機能
付のものとする。」
となっています。
■ 分電盤での接続図
例えば、次のような回路で中性線が
欠相すると、100V機器に異常電圧が
加わり危険です。
V
た電圧が負荷機器に加わります。
素子を駆動して0.5秒以内にブレーカを遮断します。
リード線から異常電圧検出回路へ信号が出され、スイッチング
漏電ブレーカ
単3中性線欠相保護付
30AF
(JIS互換性形)
50AF
∼100AF
(JIS協約形)
50AF
∼100AF
(JIS協約形)
サーキットブレーカ
単3中性線欠相保護付
動作原理
■
(135V)を超えると、中性線欠相検出用
キットブレーカ(50AF∼100AF)は同一サイズ(JIS協約形)ですので機種変更
1
V
2
の電圧が不平衡となる為、片方の電路には正常値を超え
が容易です。
m単3中性線欠相保護付漏電ブレーカ(50AF∼100AF)と単3中性線欠相保護付サー
m中性線が欠相すると、負荷機器のインピーダンスの差により、
m異常電圧が一定レベル
■ 機器の破壊電圧(参考値)
中性線欠相
検出用リード線
V1
100V
200V N極
L
2
極
L
1
極
V2
100V
L
1
N
145V
145V
55V
200V
200V×
=145V
333Ω
333Ω
(333+125)
Ω
125Ω
20Ω
100V機器
30W
)
(
200V機器
2000W
)
(
100V機器
80W
)
(
200V
エアコン
約180V前後
蛍光灯
約150V前後
白熱灯
約185V前後
冷蔵庫
約180V前後
電子レンジ
約150V前後
55V
L
2
L
1
N
L1-N間の電圧
200V×
=55V
125Ω
(333+125)
Ω
L2-N間の電圧
L
2
1061
ホー
ム
分電盤
HPB
形
︵ド
ア
な
し︶
H
M
B
形
︵スチ
ー
ル
製
︶
オ
ー
ル
電化用
太陽光発電用
︵住宅用︶
ガ
ス
発電用
︵燃料電池
・
ガ
ス
︶
特定用途別
HCB
形
︵ド
ア
付
︶
都市機構向
組替仕様
オプ
シ
ョ
ン
安全
ブ
レ
ー
カ
関連商品
リミ
ッ
タ
ス
ペ
ー
ス
付
リミ
ッ
タ
ス
ペ
ー
ス
な
し
基本
タ
イ
プ
︵
HCB
・
HPB
︶