■制御盤
排煙ダンパの開放信号を受け、排煙ファンを自動
始動させるのが、排煙ファン制御盤です。
排煙ファン制御盤には、排煙ファンの駆動方式に
あわせ、次の2種類を標準品としております。
(注:制御盤は耐熱形ではあリません。)
●電動機駆動形排煙ファン制御盤
●エンジン・電動機両駆動形排煙ファン制御盤
●設置場所
制御盤は排煙ファンの近く(電線長さ10m以下)
で、振動および火災の影響を受けない場所(屋内)
に設置してください。
また、操作スイッチが床面より0.8m∼1.5mの高
さになるようにしてください。
●配線
1.外部接続電線の配線方法は「消防予第135号 平成元年12月 配線の試験基準(耐火耐熱保護配線の
工事方法)」によって配線してください。
2.外部結線図の……部分は客先の接続範囲となります。
●制御盤の機能
1 電動機駆動形
1)手動始動・停止……盤面の押釦スイッチで始動・停止ができます。
2)自 動 始 動……外部の排煙ダンパ開の信号により電動機が始動します。停止は外部のダンパ
開の信号を解除してから盤面の押釦スイッチで停止します。
3)附 属 機 能……遠隔始動、停止および遠隔表示用接続端子、空調機インターロック用端子。
2 エンジン・電動機両駆動形
1)手動始動・停止
盤面の押釦スイッチでエンジン・電動機それぞれの始動・停止が出来ます。
2)自動始動
外部のダンパ開の信号により電動機が始動します。停電になると電動機は停止し、自動的にエン
ジンが始動します。停止はダンパ開の信号を解除し、盤面の火災信号解除押釦スイッチを押し、
次に停止押釦スイッチを押します。
エンジン運転中に復電しても、エンジンが継続運転します。
3)始動不能
エンジンが45秒以内に始動しないと、エンジン始動渋滞の表示および警報ベルを鳴らします。
制御盤
排煙ファン
347
排
煙
フ
ァ
ン